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ホワイトニングの種類とメリット・デメリット

  • Hatch Dental Clinic
  • 4 日前
  • 読了時間: 5分

こんにちは。

Hatch Dental Clinicの歯科医師、平沼です。


ブログ、なんとか継続できております。

写真がないので、日常の診療風景を出しますね。


今回は最初に雑談をしてから、『ホワイトニング』についてのブログを書きたいと思います。




最近、僕の周りの友人たちが、続々と独立開業しております。

年齢的にも開業するのに適した年齢といえますので、

当然の流れとも考えられます。


いろいろと相談される事も多く、僕も開業した一年半前くらいの頃を思い出します。



僕が開業する時に気を付けた事がひとつあります。

それは、


"使い慣れた器具やソフトウェアを、何も考えずに採用しない事"


です。




以前勤めていたクリニックで使用していた器具、診療入力ソフトやカウンセリングソフトなど、使い慣れている、使い方を覚えている物をそのまま使う先生、とても多いです。


ですが、ひとつの器具、ソフトウェアなどに関しても、

たくさんのメーカーが同種のものを出しており、それぞれの得意・不得意であったり、、

費用が全然違っていたり、、

最新の物が出ていたり、、、

など、調べてみると本当にいろいろな物があることを知りました。


おそらく、今まで使っていた物と同じものは、当院では

ほとんど採用していないと思います。





『当たり前を疑う』


という事が大切になる場面が、日常にはたくさん潜んでいますよ。





この『当たり前を疑う』という言葉、なんとなく聞き覚えがあるな、と思っていたのですが、、


Nintendo Switchの『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』というゲームの開発コンセプトが


『ゼルダの当たり前を見直す』


というものだったらしいです。

僕は成人してからあまりゲームをしなくなったのですが、

このゲームは自分でも驚くほどにどハマりしてしまいまして、

夜中までやって早朝から再開する、というハードスケジュールでプレイしておりました。


今までの『当たり前』という枠に囚われたままだったら、このような名作は誕生しなかったのでしょうね。



関係ないんですが、カウンセリングルームの模様替えをしました
関係ないんですが、カウンセリングルームの模様替えをしました



それでは、ここからが本題になります。



『ホワイトニングってどれがいいの?種類と注意点をまとめてみました』



今回は、患者さんからのご質問で多い「ホワイトニング」について、少しまとめてみようと思います。

ただし、結構基本的な内容で、マニアックな内容はありません。

知っている方からしたら、少し物足りなさを感じるかもしれません。




──ホワイトニングの種類はいくつかありますが、“好みによる”部分が大きいので


「絶対にこれが正解!」


とは言い切れません。


ですが


オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニングの違いや、

それぞれのメリット・デメリット、注意点などを知っておくと、

より納得した上で選んでいただけるのではないかと思いまして、今回まとめてみました。



◻️ホワイトニングの種類について


① オフィスホワイトニング


これは、歯科医院で行うホワイトニングです。

高濃度の薬剤と専用のライトを使用するため、1回の施術でも白さを実感しやすいのが特徴です。


メリット

・即効性がある

・短期間で結果が出る

・自分でやらなくていい


デメリット

・色戻りしやすい

・費用がやや高め

・知覚過敏が出やすいことも





ホームホワイトニング


ご自宅で、マウスピースに薬剤を入れて毎日少しずつ白くしていく方法です。

じわじわと自然に白くなっていくため、仕上がりがナチュラルで、色戻りも少なめです。


メリット

・色戻りしにくい

・自分のペースでできる

・ナチュラルな白さに仕上がる


デメリット

・結果が出るまでに時間がかかる

・毎日の継続が必要(これが一番のハードル)

・やや手間がかかる





デュアルホワイトニング


オフィスとホームの両方を行う方法で、いわば「いいとこ取り」のプランです。

即効性と持続性、両方を求める方におすすめです。


メリット

・効果が高い

・色持ちも良い

・早く白くなって、その白さが長持ち


デメリット

・費用はちょっと高め(二つの中間くらい)

・知覚過敏が出やすいことがある





◻️ホワイトニングの注意点


以下の点にご注意ください。




虫歯や歯周病があると、ホワイトニングはできません。

 治療を優先させてから行います。



人工物(詰め物や被せ物)は白くなりません。

 天然歯との色差が気になる場合は、ホワイトニング後に再作成が必要なこともあります。



知覚過敏が出ることがあります。

 症状に応じて対応しますが、事前にリスクとしてご理解いただけるとスムーズです。



白くなれる限界には個人差があります。

 歯の質や元の色によって、効果の出方が異なります。



セルフホワイトニングとの違いに注意。

 最近ではコンビニジムやエステなどでも「ホワイトニング」ができるサービスを見かけるようになりました。

 こうしたセルフホワイトニングは、医療機関で使われるような漂白効果のある薬剤は使えず、

 あくまで「汚れを落とす」ケアの範疇に留まります(=歯の本来の色以上には白くなりません)。

 悪いわけではありませんが、「本格的に歯を白くしたい」と思っている方にとっては物足りない結果になるかもしれません。





◻️最後に


ホワイトニングは、“美しさ”に直結する治療の一つです。

鏡の前で歯を見て「ちょっといいかも」と思えるだけで、笑顔や気分が変わるものです。


ただし、効果を実感できるまでの道のりや、その後のメンテナンスなども含めて、「自分に合ったスタイル」を選ぶことが、ホワイトニング成功のコツだと思います。


最近では、上記の種類だけでなく、様々な方法のホワイトニングが登場してきています。

当院でも、しっかりと効果があるものなのであれば採用を検討しようと思っています。

その辺の事も勉強する機会がありましたら、またブログにしたいと思います。




それではまた、次回のブログでお会いしましょう!

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