根管治療は自費診療・保険診療どちらでも行えます!それぞれの違いも解説!
- Hatch Dental Clinic
- 2024年2月12日
- 読了時間: 3分
更新日:6月18日
こんにちは!ハッチデンタルクリニックの平沼です!
よく「自費診療しかやっていないと思っていた」と言われますが、もちろん保険診療も取り扱っております。
高額な治療ばかりをおすすめすることはございませんので、ご安心ください。
どちらを選んでいただいても、一生懸命治療いたします。
下のレントゲン写真は、近くの歯医者を受診した際に
「自費の根管治療(精密根管治療)でなければ2〜3年後に抜歯になる」
と言われ、セカンドオピニオンとして来院された患者様です。
そんな事はありません!
根管治療に関しては、患者さんとじっくりご相談した上で、保険診療にて根管治療を行いました。
そして来院から2回で根管治療を完了しました。
以下にレントゲン画像をお見せいたします。
湾曲根管で病変も大きく、精密根管治療を勧められる理由もわからなくはないですが、
根拠もなく抜歯になってしまう、と伝えるのは歯医者として無責任かもしれません。
保険治療であっても、しっかりラバーダム防湿下において無菌的な処置を行い、
根管充填も緊密に行っております。
レントゲン上では、治療開始から2〜3週間ほどのしか経ちませんが、その間だけでも治癒傾向にあることが認められます。
また、保険診療での根管治療は、標準で2〜4回程度が目安です。
症例によっては治療内容が複雑になり、1〜2回プラスになるケースもありますが、
基本的には数回の通院で完了可能です。
患者様は今回は保険診療内で根管治療を行い、その後再発するようであれば精密根管治療を行うという意向でした。
そのように、根管治療というのは何回か繰り返し行うことができます(再根管治療)。
もちろん一度の治療で完治させてしまうのが一番いいのですが(根管内の切削量が増えてしまうため)、
うまくいかなかったからといって、抜歯に直結することは少ないのでご安心ください。
【補足】
精密根管治療(自費の場合)は、マイクロスコープやラバーダムを用い、1本の歯を1回で丁寧に処置するスタイルです。
この手法は細部まで見える分、再治療率が低く、長期的な成功率を高めたい方には非常に有利ですが、その分時間と費用はややかかる傾向にあります。
患者様にとって最良の選択ができるよう、ご協力いたします。

◻️まとめ
根管治療は、歯を残すためにとても大切な治療です。
そして、その治療は保険診療でも、自費診療でも行うことができます。
保険診療には、費用が抑えられるという大きなメリットがありますが、
一方で「時間的な制約」や「材料・機材の制限」があるため、精密さや再発リスクの点で自費診療とは異なる部分があります。
自費診療では、マイクロスコープやラバーダムといった専門機材を駆使し、
時間をかけて丁寧に処置することで、より再発の少ない根管治療を目指すことができます。
しかしその分、どうしても費用は高くなってしまいます。
どちらが「正解」ということはなく、大切なのは
患者さんご自身が納得したうえで、自分に合った治療法を選ぶことだと思います。
当院では、治療の選択肢についてもできる限り丁寧にご説明し、
「なるべく歯を残したい」「安心できる方法で治療を受けたい」
そんな思いにしっかりと寄り添える診療を心がけています。
根管治療のことでお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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